先に生まれただけの僕 10話 感想と総括(長めです)

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

丸く収まった最終回だった!

鳴海は校長に転籍する事を決めて、聡子との恋人関係も続けるみたい。

 

聡子との事に関しては、事務長の働きかけのお陰だね…(笑)

学校の仕事を一生懸命やったばかりに、上手く両立出来なかったんだろう。

そういった想いも伝えられて良かった良かった。

 

さて、学校の方では、テニス部の女の子が音楽の授業中に倒れてしまって。

どうやら寝不足だったらしい。

何で寝不足になったのか…それは、学校が好きになって、

勉強を頑張りたいと思ったから。

そう思ってくれるのは、校長も先生たちも嬉しいだろうなぁ。

何だかんだで、生徒たちが自発的に変わろうとしてるのが良い。このドラマ。

でも、あまり無理せんようにね…!

 

そして、校長を続けると決意した鳴海。

「学校っていうところは嘘を付けない」か…。

確かに、自分のやってきた事が生徒の自発的な心境変化に繋がるから、

そういう意味では嘘を付けないんだろうな。

良くも悪くも正直に反映されるからね。

ここでの3人衆の「辞めるな!」って早口で言ってるのが、ツンデレで可愛かった(笑)

それにしても、入試時に校長が受験生に向けて、

生でメッセージを送ってくれる受験生たちが羨ましかったのう~。

 

それから5ヶ月が経過して、新入生が入ってきました。

加賀谷の娘も無事に入学出来たみたいですね。

鳴海が生徒に向けてしっかりとメッセージを送ってたけども、

私が一番記憶に残ったのはこれ。

「みんなより先に生まれてきただけなんだから」

大人は最初から賢い人間だというわけではないんだよね。

本当に、今の生徒たちより早く生まれてきただけ。

先に生まれてきたからこそ、いろんな事を学んできた経験が多いっていうだけなんだ。

足掻く事が大切だというのも含めて、

これが鳴海が生徒たちに贈りたかった言葉なのだろう。

 

清々しい感じで終わったね。

後藤田や会社の事は気になるけど…(汗)

最後の演出も粋があって、鳴海から櫻井くん本人に変わる瞬間が良かった!

 

学校改革がテーマだというのはなかなか斬新なドラマだった。

どうやって改革をしていくのか興味を持てたし、

現代社会を交えたメッセージに共感したり考えさせられたりする事もあって、

面白かったです。

 

総括

 

いや~、2話の時点でリタイアしなくて良かった!!(笑)

最後まで見てて良かったと思えたよ。

 

序盤は解決方法がやんわりで納得いかなかったのと、

キャラクターの個性が強く出てなくって微妙…だと思ってたけど。

(映像のどんよりした暗さにも慣れなかった)

でも次第に、キャラクター(特に事務長&3人衆)がユニークになっていって

見やすくなったのと、鳴海のメッセージから何か考えさせられるようなものがあって、

とても興味深く見れたよ。

 

設定が面白かったよね。

ただの学園ドラマじゃなくて、元商社マンの校長が

学校をどうやって改革していくかってところが。

底辺高校の実態もじっくり描かれてたと思う。

視点がとても現実的で、新しかった!

 

そして、櫻井くんは鳴海にぴったりだった。

ニュースキャスターやってるしね…元々誠実に仕事してるような印象だし、

ちょっと真面目な校長役は合ってたと思う。

(最初はもうちょっとキャラを濃くしろとか言ってたね(汗)

でも、最終的に馴染んでしまった)

 

ドラマの生徒たちに関する話になるけど…

鳴海が学校のためにしっかり考えて、

生徒たちに親密に寄り添ってくれる高校がとても羨ましい。

私、このドラマ、高校生くらいの時に見たかったなぁ。

今の歳でも共感出来るんだけど、

もし生徒たちと同じ年齢だったらもっと影響を受けただろうなって。

うん。最終的に良い作品だったと思います。

 

最後にこれだけ言わせてくれ…

柏木事務長がとてもキュートだった!!!(笑)

 

 

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