ラジエーションハウス 3話 感想|デンスブレストは初耳だったわ

 

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3話でようやく通常放送になり、医者と技師同士でのダベリシーンやおふざけシーンなどの

「ユルい」描写が減ったのは良かったと思います。

おまけに、今回は放射線科のたまき(山口紗弥加)をメインにした話でもあった為、

退場してしまうのか、無事なのか…という点でも、

それなりにストーリーに惹きつけられはしました。

 

また、腫瘍が良性だと分かった時の、

山口さんの流した静かな涙で喜びを見せる演技に見惚れつつ、

一方でガンだと知った時の、必死に前向きでいようとする内山理名さんの演技には、

少し感情移入させられるものがありました。

お二人の力で、ちょっと惜しい内容(※後述)をカバーされてた事でしょう。

 

「デンスブレスト」は男女共に半数の人がなりやすい…という啓蒙的な要素もあり、

視聴者に興味を持たせよう、もっと身近なドラマにしようといった意図も感じられました。

あとは、台詞だけじゃなくて図解を用意してくれると、分かりやすくて良いのですが。

 

ここまでだったら多分感動はするし、無難に「検査しに行こうかな」の気持ちになって

見終える事が出来る訳なのですが、やっぱり「主人公アゲ周りの人サゲ」みたいな

人間関係になっているのが気になります。

主人公が秀でている…よりかは、院長や先輩がダメダメ過ぎないか?と。

患者の母や祖母がガン発症者なのに"再検査は無駄"だと突き放し、

「異常なし」の4文字だけで患者を帰らせる。不親切だし適当過ぎますよね。

原作もこんなにおバカさん設定だったら何とも言えないんですけど、

もうちょっと上司の「かっこいい!」って所を見せてくれたって良いじゃないかと

思ってしまいます。「全摘するだけ〜〜」にはドン引きしました(笑)

 

で、ワンパターンな展開も少々目立ってきたような気がします。

院長が適当に促す→何か引っかかり技師達が検査をし始める→バレて怒られる→

衝撃の真相が発覚!→院長にギャフンと言わせる

前回と似てますよね。どうにか、どうにか工夫出来ないかな〜…と

モヤモヤしてしまうのは私だけですかね(汗)

 

そんな感じで、とりあえず今の所は「この病院怖い!」って印象の方が大きいです。

 

 

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