ノーサイド・ゲーム 6話 感想|ラグビーに力入れてる…のは凄く伝わる

 

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本作、前々から思っていたんですが、

色んな面でラグビーに力入れて製作したんだろうなぁっていうのは伝わりますよね。

タックルする時の骨と骨がぶつかる音のエグさとか、

日焼けして筋肉質に仕立て上げたキャストの本気具合とか、

試合シーンでの「どっちが優勢になるんだ?」とワクワクさせるカメラワークとか。

 

上から眺めた時のロケーションの美しさは池井戸班ならではって所でしょうが、

あの緑いっぱいのグラウンドでぽつんと仰向けで寝る図。良いですねぇ。

14億円の膨大な予算も、グラウンドの管理費で

多く消費されてるんじゃないかと思うくらい、広い(笑)

 

ラグビーの試合は身を乗り出す面白さですし、

君嶋(大泉洋)が、アストロズを成長させるにはどんな計画を練るべきか?

また、自身はGMとして居残るべきか?の苦悩と葛藤の様子をメインに描く

ストーリー自体も興味深いです。

「負けたままでは終われないんです」と決意を示すシーンは、

男らしく頼もしいなぁという気持ちにさせられました。

 

しかし、話に時折挿入される滝川(上川隆也)の買収のくだりは

スポ根ドラマに別ジャンルのドラマをぶつけたようで、

どうも個人的にはラグビーと企業で噛み合わない気がしてしまうのですよね。

やはり、以前にも書いた通り、企業の設定はナシにしてラグビーチーム主体の話で

良かったんじゃないかと思えてしまいます…

まぁ、滝川が相手にどんな手を回したとか

あんまり興味ないなぁってのもあるんですけども。

 

そして、終盤ではこれまた池井戸班お馴染みの「裏切り者」パートね…

結局いつもの似通った展開になっちゃいそうで、

こちらも盛り込まなくて十分だったのになぁ、と。

 

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com