狙ったか?ってくらいの、「家族」というワードの多用。
たまたまタイミングが被ってしまっただけ。ドラマは、悪くない(笑)
聞くたび敏感に反応してしまうけど…これはあくまでもフィクションの世界。
まぁこのネタは置いときまして。
今回は池井戸班が得意であろう「押さえる所は押さえる」作りが
上手く活かせられた話になっていたと思います。
ボランティアを数日やっただけで、ファンクラブの会員が5400人以上になるの!?とか、
更には、試合観戦人数は12000人になるの!?急に増えすぎ!とか、
都合の良い展開と言えば確かに都合は良いのですが。
岸和田(高橋光臣)と彼に「勇気」のボールをもらった
少年のエピソードが盛り込まれていたお陰で、
大勢の観客の中、少年がそのボールを笑顔で掲げるシーンには
自然と胸にこみ上げてくるものがありました。
男だらけの暑苦しい本作の世界に、静かに熱いタイプの米津さんの主題歌は合わんでしょ…
と今まで思っていたものの、今回で初めてドラマと合ってるなぁと感じられたラスト。
観客が集うタイミングでの挿入。
ベタだけど、ベタな演出だからこそ、
視聴者を熱くさせる所はちゃんと決めてくれるからこそ、良い。
本作はラグビーが主体ではあるんですが、
今回の「地域に貢献して初めて企業と顧客との「信頼関係」が築かれる」という内容は、
ラグビーに関係なく、全ての働く社会人にとっても
教訓となるお話だったんではないでしょうか。
前回よりも「企業の在り方」が多少関係する作りになりましたし、
主人公にきつく当たる真希(松たか子)のシーンも減りましたし…
(ただ、息子のいつも自信なさげな顔にはちゃんと気づいてやって、とは思うけど。)
1番面白く感じられた1時間でした。
で、次回は「滝川時代」が始まるとの事なんですが…
「滝川"時代"」日本史かな。幕府、作っちゃうのかな(笑)
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