ノーサイド・ゲーム 3話 感想|今が旬の「家族になろうよ」な話。

 

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狙ったか?ってくらいの、「家族」というワードの多用。

たまたまタイミングが被ってしまっただけ。ドラマは、悪くない(笑)

聞くたび敏感に反応してしまうけど…これはあくまでもフィクションの世界。

 

まぁこのネタは置いときまして。

今回は池井戸班が得意であろう「押さえる所は押さえる」作りが

上手く活かせられた話になっていたと思います。

 

ボランティアを数日やっただけで、ファンクラブの会員が5400人以上になるの!?とか、

更には、試合観戦人数は12000人になるの!?急に増えすぎ!とか、

都合の良い展開と言えば確かに都合は良いのですが。

岸和田(高橋光臣)と彼に「勇気」のボールをもらった

少年のエピソードが盛り込まれていたお陰で、

大勢の観客の中、少年がそのボールを笑顔で掲げるシーンには

自然と胸にこみ上げてくるものがありました。

 

男だらけの暑苦しい本作の世界に、静かに熱いタイプの米津さんの主題歌は合わんでしょ…

と今まで思っていたものの、今回で初めてドラマと合ってるなぁと感じられたラスト。

観客が集うタイミングでの挿入。

ベタだけど、ベタな演出だからこそ、

視聴者を熱くさせる所はちゃんと決めてくれるからこそ、良い。

 

本作はラグビーが主体ではあるんですが、

今回の「地域に貢献して初めて企業と顧客との「信頼関係」が築かれる」という内容は、

ラグビーに関係なく、全ての働く社会人にとっても

教訓となるお話だったんではないでしょうか。

 

前回よりも「企業の在り方」が多少関係する作りになりましたし、

主人公にきつく当たる真希(松たか子)のシーンも減りましたし…

(ただ、息子のいつも自信なさげな顔にはちゃんと気づいてやって、とは思うけど。)

1番面白く感じられた1時間でした。

 

で、次回は「滝川時代」が始まるとの事なんですが…

「滝川"時代"」日本史かな。幕府、作っちゃうのかな(笑)

 

 

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