きのう何食べた? 8話 感想|"支えとなる存在"は必要不可欠。

 

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周囲の目を気にしいな自分にイラっとしてしまうシロ(西島秀俊)が、

「何気ない仲直り」が出来る程の包容力を持つケンジ(内野聖陽)に

支えられている事の幸せを、

年上の同性パートナーとの関わりを通してじっくり描いていった回でした。

 

シロが佳代子(田中美佐子)に話した「別れて次の相手を探すのって難しい」の件ですが、

ドンピシャな相手に巡り会えるかどうかって、

全ての人において滅多にない出来事だと思うんですよねぇ。

滅多にないから、めんどくさいってなるシロさんの気持ちも分かる。

ゲイだと尚更、隠して生きている人も多いだろうし…。

 

恋人のケンジのために大好物を作ったり、

温かいうちに食べさせたりしてあげる程の愛情表現は、今までの様子を見ていれば

「ああ、本当に好きなんだなぁ」と十分に伝わります。

だから、絶対に別れたくない!と強く言い張るのも頷ける。

それくらい自分の中では大きな存在になりつつあるんだという事が、

終盤の仲直りでケンジの優しさを改めて知り、

「俺もいつか、あいつみたいになれる日が来るんだろうか」の台詞に表れ出るような

作りになっていたのが良かったです。

 

一方でケンジも、シロさんの桃で愛されている事を実感中。

お互いが相手を愛してくれている。素敵なカップル。

 

ヨシくん(正名僕蔵)とテツさん(菅原大吉)の年上カップルの方も、

かけがえのない存在に出逢えたんだろうなぁというのが伺えます。

まるでシロとケンジのやり取りに似てるかのような仲良しっぷり。

 

全財産を譲りたいから養子になって欲しいとの事でしたが、

なぜそう決断したのかなどの全容は描かれませんでした。

ですが、「僕が、僕があの…歯を食いしばって貯めた金を」

「田舎の両親に…びた一文渡したくないんです」

この二言だけで、両親とどんな関係だったのか、

自身がどんな思いで過ごしてきたのかは、

台詞の"間"と必死に息を整えて何とか話そうとする些細な動きで分かります。

だから、「パートナー同士」を見せていくためにも、

ここは説明台詞なしでも全然大丈夫でしたね。

 

ヨシくんとテツさんとの出会い、ケンジの優しさを通して、

また一つ貴重な経験を味わったシロさんなのでした。

来週はお休みかぁ。寂しいな〜。多分一番好きなドラマなのに!!

 

 

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