きのう何食べた? 4話 感想|"特別な人"がいる事の温かさ

 

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回を増すごとにこのドラマが好きになって行ってるかもしれない…

お腹は減りつつも、心は満たされる…今回も、いや、いつも以上に

温かい気持ちになれるお話でした。

 

前半でシロ(西島秀俊)の母・久栄(梶芽衣子)が、手術中の夫・悟朗(志賀賢太郎)を

何度も強〜く心配している姿や、いない事で分かる"一緒に暮らす人との日常の有難み"を

改めて感じる姿を描写した事で、後半のシロとケンジ(内野聖陽)の

馴れ初めパートへの流れがスッと受け入れられたように思います。

 

また、久栄の言った「毎日一緒に暮らしてるけど特別なのね」という言葉が、

終盤のシロの「(ただ、毎日一緒に暮らす相手として…)うん、正解だな」という

言葉にリンクしているように感じられて、ケンジに対する愛情と思いやりが

より一層滲み出ていた気がしました。

自然と笑みをこぼして「ケンジ、これすっごい好きなんだよなぁ」と思い浮かべながら

料理をする時間も、温かいうちに食べさせてあげる気配りも、愛情の一つですよね。

それを全身で受け止めるケンジ。やっぱり、見てて微笑ましい。

 

クリスマスという"特別な日"に、その日だけの"特別なメニュー"を、

"特別な人"と一緒にテーブルを囲んで食べる事のプレミア感。

ただでさえ美味しいであろうシロさんのラザニアも、当時の思い出が詰まっているから

"特別感"が出るのであって。

 

男女どんな付き合い方にも関係なく、当たり前の日常を共に過ごす

パートナーがいてくれる事の貴重さ、そう思える相手に出会えて幸せだと実感する胸中を、

二組のカップルを通して身に染みた回でした。

ミニタオルの件も、久栄のLBGTに対する印象を少し和らげてくれたみたいで…良かったです。

 

 

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