折り返し地点になって、今更言うのも何なんですが…やっぱり、
小鳥遊(米倉涼子)が無資格で法廷に立てない
っていう設定はかなり痛手だと思うんですね。
唯一立てたのは初回で、それも別の職業になりすまして挑んだから
面白味があったものの…弁護士の資格がない以上、
基本的に裏でサポート役に回るしかありません。
無難に、お金のためならどんな手段でも勝ちに行く弁護士が、
唯一負けて追い出されてしまった「天馬法律事務所」の海崎(向井理)たちと
真っ向勝負する!という物語で良かったんじゃないでしょうか。
「法廷で会いましょう」と格好良く宣戦布告してみたけど、
裁判の時には傍聴席にいて、ガヤを飛ばしている小鳥遊の姿には
ズコーッ!! (ノ_ _)ノでしたよ(笑)
そうなると、今度は事務所の面々の調査描写を多く描く事になってきます。
恐らくドラマの中では、割と重要なポイントではありますが、
とにかく証拠集めが強引過ぎるんです。
潜入捜査、盗撮、終いにはサクラとの会話を撮った映像。
これじゃあ、「違法行為」と判決が下されてもしょうがないです。
いくらホストだとしても、サクラがそんな簡単に
結婚相談事務所の内情を漏らすかなぁ?
レストランの店主と同じように、口止め料をもらって固く言いつけられてるはずですが。
相談主は、何かしら惹かれる所があって入会した訳ですから、
「詐欺をしていた」という確かな証拠がない限りは、勝訴は難しいでしょう。
「向こうが力で来るなら、こっちは数で行く」と言っていた小鳥遊。
今回はちょっとあり得なさが目立ち、引き伸ばし感があったので、
次回の後編ではスッキリと終われるような展開を期待します。
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