主人公の熱弁や、銀行側vs主人公側の揉め合いシーンがなくなり
ワンパターン化から脱出出来たように伺え、
また、集団での作戦会議→実行という流れで多少のハラハラ感が味わえる
展開になっていたのは良かったと思いますが…
うーん、私にはどうも本作の物語にのめり込めないようです。
その決め手はやはり「ナレーションでの進行の多さ」と
「主人公の手腕でないアッサリ解決シーン」の2つ。
前者は例えば「取締役会まであと1時間を切っていた」というナレーションがありましたが、
テロップで数字を変えるような表現にした方が、
向こうの緊張も伝わってきた事でしょう。
あとは、度々挿入されるのが難点で、取り組みの過程や状況紹介を言葉で
サラッと済ませてしまっては、右から左に作品からの情報が流れてしまうだけなのです。
まぁこれは、あくまでも個人的な意見ですが…。
後者に関しては、主人公がどれだけ弁護士として秀でてるのかがイマイチ理解出来ず、
あっという間にやんわり解決してしまうパターンが多過ぎる。
今回なら、相手側が勝手に自滅し、傷害罪で逮捕されたら過去の事もどんどん出てきて
「やられる前に捕まってホッとしたわ〜」という感じ。
在庫を盗まれないと"全力で"動いていたシーンがあったのだから、
ラストも相手と"全力で"向き合って騒動を終わらせて欲しかったです。
結局、村越(反町隆史)がマスコミやSNSから風評被害に遭う件も、
いつの間にかなかった事になっていて、じゃあ盛り込んだ意味あったの…?と思いますし。
という訳で、以上の理由から、本作も3話をもってリタイアします。
今期は何だか平均点か、平均点に達しない作品が多いですな…(汗)
まぁ、面白く感じられないものは無理して見ないって決めたので。では。
(本当は2話の感想に追記の形で書くつもりでしたが、
文章が長くなったので感想記事を作っちゃいました。)
↓前回の感想はこちら↓