リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜 1話 感想|人情推しで行けば何とかなる感。

 

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初回2時間と知って嫌な予感はしていたけれど…ああ…的中しまくってた。

人情推しと要素を色々詰めて、何とか尺を埋めたぜ!感が満載でした。

 

銀行・企業側と主人公・村越(反町隆史)側が対立して、毎回非難轟々を浴びる構図。

そのたんびに熱く語り始める主人公。

壁にぶち当たっては、くよくよ次の案を考える主人公。

…私にはこの3つの要素がループし続けているように見えて、飽きが来てしまいました。

 

業界用語の図解は分かりやすく、最初はその点で少し好感を持って見られましたが…

肝心の再建パートは具体的な勝因も見えず、やんわり解決となると、

初回だからと力を入れて作る所の優先度を

間違えてしまったのではないかなぁ?と思います。

経済の分からない初心者向けの学習ビデオを見ている感覚。

 

今回で本作は「人情推し」で行くのは十分過ぎるほど伝わりましたが、

主人公がどれだけ弁護士として手腕があるのかの描写が今後なく、

ただの熱い男として描くならば、完走するにはちょっとしんどい。

途中で一致団結するシーンで流れた劇伴も、ベタベタで全然熱く感じられない。

おかしいな…普段は涙もろいのに全然泣けなかったわ…(汗)

 

病気で倒れる件りや「これまでのあらすじ」挿入など、尺を埋めようとして、

連ドラ初回のはずが2時間SPドラマに見えてしまったのも残念でした。

完全に裏目に出てしまいましたね。

通常放送となる次回の内容次第で、視聴継続するかどうか決めようと思います…。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

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