コウノドリ(2017) 11話 感想と総括

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

四宮や白川、小松さんもいなくなって、寂しい!!

でもみんなそれぞれ、強い想いを持っている。

そう思うと、寂しくもあり嬉しくもある…そんな最終回でした。

 

前回に引き続き、ダウン症になる可能性のある赤ちゃんを産むと決めた夫婦や、

助産師仲間の出産、今までの妊婦さんのその後を描くとともに、

ペルソナの人々のこれからの人生も描いていました。

 

四宮は故郷で医師を引き継ぐ事を決意し、白川は希望の勤め先へと旅立った。

下屋はこれからも救命で頑張るつもり。

小松さんは、もっと妊婦と寄り添える場所を作りたいと思ったみたい。

どの人も頑張って欲しいね…!

 

ペルソナにいる医者はサクラだけになるのか?と寂しい気持ちになったけど、

新井先生と育休終わりの真弓(清野菜名)が戻ってきてくれるので良かった。

吾郎も産科に行くと決めたみたいだし。

…といっても、まだ研修中ではあるけど。

 

サクラがいる限り、ペルソナという場所はいつもある。

ここにいるから、いつでもみんなの帰りを待っている。

また、集まれると良いな…。

 

篠原さん夫婦へ送る「オランダへようこそ」という詩が印象的だった。

イタリアへ行くつもりだったけど、オランダに着いてしまった。

最初は不安だったけど、オランダには優しい人たちでいっぱいで…

違う場所でも、行ってみたら楽しかったって事だよね。

「本当はイタリアに行きたかった」という願望は、

「健康な赤ちゃんを産みたかった」とずっと思ってるのと同様で、

心残りではいけないんだ。

話の内容がどこかで繋がってる。

1話の離島のくだりも、四宮の故郷・石川県での人数少ない問題が共通してた。

 

今シーズンも、「赤ちゃんが生まれる事は奇跡だ」という事がしみじみと感じられたよ。

出産して赤ちゃんが生まれる事が当たり前ではない。

だからこそ、生まれたら思いっきり「おめでとう」と言いたい。

その想いを伝える素敵な作品だと改めて思いました。

ありがとうございました!

 

また、シーズン3として帰ってきてくれるかな…?

 

総括

 

シーズン2は「命の大切さ」を重点的に描くのではなく、

「医師たちがどんな想いでいるか」もじっくりと描かれた作品だった印象。

だから、医師たちの出番も結構あったと思う。

 

特にサクラと四宮の二人。

でも、ここを少し強調させたのは、二人とも違った考えを持ってるから、

その考えの違いを明示するためだったんじゃないかと思えたり。

二人だけでなく、各登場人物にスポットを当てたお話もいくつかあったけどね。

 

それぞれの医者としての在り方、今後に対する想いがじっくり描かれてて、

これも素敵な所でした。

夫婦の、不安や希望で変わりゆく気持ち…といった心情描写も、

前作同様丁寧だったし。

現代の医療についても、きちんと取り上げられてた。

 

強いて言うなら、初見の人は何でサクラがBABYとしてピアノを弾いてるのか

分からなかったんじゃないかな~と感じた。

いや、別に良いんだけどね。ふと思っただけだから(笑)

 

今作も安定した「コウノドリらしい」作品で良かった。

命が誕生する事は奇跡だと再び教えてくれた、この3ヶ月に感謝です。

ありがとうございました。

 

 

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