獣になれない私たち 4話 感想

 

f:id:rincoro_ht:20181011000313p:plain

 

前回は、色々とあーだこーだ言ってしまいましたが…(汗)

 

結局のところ、獣になれているのは呉羽(菊地凛子)だけ。

いかにもトラブルメーカーって感じであんまり好きではないんですが、

ストーリーを動かせるのは、恐らくこの人しかいない訳で。

ある意味、感謝…かな。

 

根本的な問題は解決していない。

でも、呉羽の行動がきっかけで、晶(新垣結衣)にも、京谷(田中圭)にも、

そして恒星(松田龍平)にも、

ほんの少しの「悪あがき」が見られました。

獣になりたいけど、やっぱりなりきれない…「雑味」だらけの人々。

晶の会社の人たちは相変わらず変化しない。

つまりは、起爆剤となれるようなキャラクターが圧倒的に少ないし、

むしろ、「獣になれない」人の方が現実には多いと思うので、

人間臭さが溢れ出過ぎててモヤモヤするんだろうなぁと。

 

晶と恒星が正反対だというのは2話の感想にも書きましたが、

今回は1つの行動で違いがハッキリと現れました。

晶は、既読を付けるのを恐れて未読スルー。だけど通知音鳴らせっぱなし。

一方で恒星は、わざと既読を付けてスマホの電源も消してしまう。

恒星のサバッとした性格が、いつにも増して優しく感じられましたね。

良いぞ、良いぞ恒星。

 

でも、その大胆さは自分には活かせられない不器用さ。

キスをして倒そうとするも、(キスはしたけど)そのまま寝てしまった。

(「ラムなら甘いよ」の時の恒星は、凄く大人の色気が出ていたけども…!)

呉羽との関係も答えようとしないし、

自分の事となるとありのままを出せないのが気になる所だなぁ。

呉羽の旦那「橘ケンジ」も、今後の重要な伏線になるのかもしれない。

 

晶が朱里の住む家に乗り込むシーンで終了しましたが…

多分、「何が悪いのか」も分からないまま、言いくるめられて終わるでしょう。

 

少しだけ、じりっとでも物語が動いた気がしたので、前回よりも楽しんで見られました。

あと…1時間15分も延長で(汗)リアルタイム視聴された方、お疲れ様でした。

 

 

↓次回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com