前回は、色々とあーだこーだ言ってしまいましたが…(汗)
結局のところ、獣になれているのは呉羽(菊地凛子)だけ。
いかにもトラブルメーカーって感じであんまり好きではないんですが、
ストーリーを動かせるのは、恐らくこの人しかいない訳で。
ある意味、感謝…かな。
根本的な問題は解決していない。
でも、呉羽の行動がきっかけで、晶(新垣結衣)にも、京谷(田中圭)にも、
そして恒星(松田龍平)にも、
ほんの少しの「悪あがき」が見られました。
獣になりたいけど、やっぱりなりきれない…「雑味」だらけの人々。
晶の会社の人たちは相変わらず変化しない。
つまりは、起爆剤となれるようなキャラクターが圧倒的に少ないし、
むしろ、「獣になれない」人の方が現実には多いと思うので、
人間臭さが溢れ出過ぎててモヤモヤするんだろうなぁと。
晶と恒星が正反対だというのは2話の感想にも書きましたが、
今回は1つの行動で違いがハッキリと現れました。
晶は、既読を付けるのを恐れて未読スルー。だけど通知音鳴らせっぱなし。
一方で恒星は、わざと既読を付けてスマホの電源も消してしまう。
恒星のサバッとした性格が、いつにも増して優しく感じられましたね。
良いぞ、良いぞ恒星。
でも、その大胆さは自分には活かせられない不器用さ。
キスをして倒そうとするも、(キスはしたけど)そのまま寝てしまった。
(「ラムなら甘いよ」の時の恒星は、凄く大人の色気が出ていたけども…!)
呉羽との関係も答えようとしないし、
自分の事となるとありのままを出せないのが気になる所だなぁ。
呉羽の旦那「橘ケンジ」も、今後の重要な伏線になるのかもしれない。
晶が朱里の住む家に乗り込むシーンで終了しましたが…
多分、「何が悪いのか」も分からないまま、言いくるめられて終わるでしょう。
少しだけ、じりっとでも物語が動いた気がしたので、前回よりも楽しんで見られました。
あと…1時間15分も延長で(汗)リアルタイム視聴された方、お疲れ様でした。
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