過保護のカホコ 7話 感想

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

おばあちゃんが病気で死が近づいている事を知ったカホコは、

「誰にも言わないで」と言われたため、何とか隠し通そうとした。

でも、糸ちゃんがもうすぐ誕生日で、

おばあちゃんのためにも誕生会を開催してあげたいと思うカホコは、

秘密を隠し通したまま家族や親戚にお願いする。

そして、当本人の糸ちゃんは夜遊びしていて、カホコが必死に説得するも、

「ホームラン打ったら行っても良い」という無茶振りな条件を付けられてしまうけど…

おばあちゃんのために!と思って徹夜でホームラン目指して打ちまくる。

そんなカホコの頑張りもあってか、母や親戚たちも

「カホコがあんなにお願いしてるんだから私たちも頑張ろう」と参加を志す。

だけど、誕生会を行っているうちに、それぞれの家族に事情があるせいか

ついつい本音が飛び出してしまい、喧嘩になってしまう…。

 

もうね、おばあちゃんを困らせないように、家族にばれないように、、

作り笑顔でニコニコしようとするカホコを見てると本当に辛くて。

今までお花畑のように幸せに過ごしてて、でも自立しよう!と決心したからこそ、

今までいくつもの「初めて」を見つけて…

良くも悪くも色んな事を短期間で吸収してるからもう大変だろうよ。

カホコはとても純粋で優しい人だから、困っている人がいると何とかしてあげたい!

という気持ちが強く行動に表れる。

だけど、その純粋さが「誰にも言わないで」と言われて隠し通そうとする所にも出てしまうから、

「誰にも言わないようにしよう!」とするあまり、

言いたいけど言えなくて苦しいっていうのがどんどん溜まってきて、

誰にも本当の事が言えなくなってしまう…。

そして、純粋さは麦野くんの方にも影響を与えてしまってな…。

家族や親戚と仲良く暮らしているカホコは、

逆に父が他界して母が出て行ってしまったという家庭環境を持つ麦野くんに、

「良心」で、家族と暮らしたら幸せだから一緒にお母さんを探そうよと提案してしまうんだなぁ。

 

これは良かれと思ってやってるんだけど、麦野くんにとってはカホコの「家族といる事の価値観」が理解できないし、余計なお世話だと思ってしまうんだよね…(涙)

もうこんな感じで最後はとうとう喧嘩して別れちゃうし…カホコも珍しく反発していて、

ずっと麦野くんから「泣きたい時は泣け」と言われていたことから、

「ほら、泣いたよ。これで満足でしょ?」と泣いててね…もう~~辛いよ~~!

本当に、家庭観の違い、そしてカホコ自身の性格と成長過程というのがよく描かれてると思うわ。

 

今回の「初めて」は嘆きの方に行きましたね。

今まで親戚と集まる時は幸せでいられたのに、今日はみんな喧嘩してて悲しい…っていう感じの。

うん…苦しい。でも、楽しいだけが全てじゃないっていうのが痛感出来ただろうな…。

いくら家族といっても所詮は他人同士だから、思いがぶつかるなんて事はあるのよ…

それぞれ違った考えを持ってるのよ…。

 

カホコの成長過程に加えて、おばあちゃんの病気、環ちゃんの万引き、糸ちゃんの夜遊びなど、

親戚関係で各登場人物が持つ問題で話が膨らんできちゃいましたが、

最後に向けてどうまとめますかな…?

先週もそうだけど、ちょっとせわしない感じだぞ!(笑)

 

 

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