過保護のカホコ 5話 感想(長めです)

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

うむ…カホコが成長しようとしている姿をひしひしと感じた回でしたな。

自分が幸せに育てられてきたから麦野くんや親戚にも幸せになってほしい、

でも何をしてあげれば良いのか分からない…何もできないのが悔しい…。

心に来るものがありました。

 

前回家出をした父だけど、カホコから連絡来ないだろうか…とほっとけない模様。

一方でカホコも父の心配はしてるけど、麦野くんや親戚、糸ちゃんの事とかで頭がいっぱい

父よ…カホコにもいろいろあるんでっせ。

いろいろある中で麦野から「人を喜ばせる仕事がしたいって言ったのは

どうなったんだ?」と言われ、アルバイトをする事に決めたカホコ。

ただ、母もついていくっていう(笑)

声ちっちゃくなるならエリア外いくなよ!w 本当、縛り付けてるよねこの母。

 

それで決まったのは児童施設でのアルバイト。

机や下駄箱ふいたり、子供の面倒みたり…正直向いてるんじゃない?と思ったんだけど、

監視してた母はあのバイト辞めようの一点張り。

え~~普通に親しみやすく関わってたじゃ~ん、、愛嬌あるんだからぴったりだって~~。

作業もサンプリング同様、ひたむきにやってる感じだし。

 

ちょっとずつ自分で考えるようになったカホコは、

おばあちゃんから「好きな人が出来たおかげじゃない?」と言われる。

好きな人に何をしてあげたら良いのかなと悩むカホコに、

おばあちゃんがお弁当を作ってあげたら?と提案。

で、料理は出来なかったのでおにぎりにする事に。

 

バイト先でちょうど休憩時間になった麦野のところにカホコがやって来ておにぎりを渡すも、

食べてくれない…。その時に、前捨てたはずだった空の絵の具を見つけて、

とうとう麦野がその絵の具の事について言っちゃいます。

実は麦野、父は亡くなって母は再婚して置いてけぼりにされたので、

高校卒業まで施設で育てられたそう。

絵の具も、母がお金がない中で買ってくれたもので、

見捨てた母をいつか見返すために持ち続けているんだって。

で、嫌な思いをした麦野は、勢いのあまり絵の具を川に投げ捨てちゃうのね。

投げ捨てるのを見たカホコは、麦野の事を思って川へ絵の具を探しに行っちゃって。。

ここで出たカホコの「初めて」が、冒頭にも言ったように、

「何もできない自分が悔しい」という事。ここからぐわ~っと泣けてしまいまして。

カホコは何もできなくない!何をしてあげれば良いかと考えられて、

さらには行動に起こそうとしてるんだもの。行動に移せるのはすごいと思うよ。

 

それから家に帰ってくるとまた怒り出す母。話を、、、聞いてやれっ!

麦野にもう会うなというけど、気持ちが変わったのか、

「会わない事は出来ない」とキッパリ言う麦野。おお?まさかの展開。

でも、家庭の事も知ってるし、カホコともうまく関われてるし、麦野となら幸せになれますって。

家に入ったカホコは、母に一人でやりますという宣言をします。

そこから拗ねちゃったのか、今度は母が家出をする事に。

父は溜まっていたものがどばっと出たっていう感じだったけど、

母は察してっていう感じだからねぇ…めんどくさい(笑)

 

「愛するより信じる方が難しい」名言ですね。

親は子供の事がついつい心配になっちゃうから、

何もしないでただ信じるっていうのは大変なんだろうなぁ。

子育てに後悔はつきものだとも言われてるし。

父が、幼い頃のカホコが「ママに似てるね」って言われてるのを寂しがってたけど、

足の形を見て「遺伝してるところがあった…」って嬉しくなってたのは微笑ましかった。

 

カホコは純粋に成長していこうとしてるし、話の内容が時々親の核心を突いてくる部分もあるし、

見ていて面白いドラマですぜ。

最初の頃から面白かったけど、どんどん楽しみになってる自分がいる。

 

 

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