過保護のカホコ 2話 感想(長めです)

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

もちろん前回同様面白いこと間違いないんだけど、

今回はカホコの気持ちが伝わってしまって、同感してしまって、最後泣いてしもうた(笑)

「こんなの初めて」かぁ…今までお花畑のように育てられてぽやぽやしてきたカホコが、

麦野のイラストをきっかけに自分からどんどん踏み出して行った結果、

なるほど!と吸収することもあれば(してない所もあるだろうけどw)

相手の本当の気持ちを知ってしまってショック過ぎた…ってこともあったからね。

良い初めても悪い初めてもどっちも知ってしまったって事だろうな、要は。

「初めて」っていう言葉を聞くとついつい良い意味に捉えがちになっちゃうんだけど、

そういえば悪い意味もあるんだよなぁ…って。

 

人を喜ばせる仕事について考えるようになったカホコは、

まず父の会社見学をしたいと!本当にゼロからのスタートだ!

母から何でそういう仕事がしたいのか聞かれた時に

「麦野くんの絵を見て喜ぶ事ができたから(?)」っていう動機は純粋で良い!と思ったけど、

母よ、花嫁修業をごり押しせずに一応意見を聞いてあげてください(笑)

何でもかんでも最終的に否定しちゃうの良くない!

 

しかしまぁ、イトちゃんの手首の件で「誰にも言わないで」って言われて、

親や親戚の前で「言いたいけど、言えない」ってもどかしい気持ちになるのは、分かる。

そのもどかしさがあのモジモジした動きになったんだろう。

イトちゃんに対する「言わない」っていう優しさと、

親や親戚に対する「手首が痛いって言ってあげたい」っていう親切心が

こんがらがっちゃったんだね~。

 

で、発表会で残念な事にチェロが弾けなくなって…

それから何とかしてあげたいと思って麦野に相談と。

麦野って何だかんだ言って話聞いてくれるし、解決策提案してくれるよね。

その結果、千羽鶴と片手でもできる楽器についての情報(+言葉)をプレゼントしようと。

これは本当にカホコなりに励ましてあげよう、力になってあげようと思った結果なんだろうけど、

でもな~イトちゃんにとっては片手でできる楽器うんぬんは余計な事だしな~。

案の定イトちゃんの本音が思いっきり出ちゃって、言いすぎちゃって…本人も辛かっただろうな。

 

ありがとうと言ってもらえるつもりだったけど、予想と真逆であんなこと言われたから

(初めて本音を聞いたから)トラウマ並みにショックだろうね。

初めての事だからこの気持ちをどうしたら良いかわからなくってパニックになってるし。

最後で泣いたって書いたのはこの事に通ずるものが私にもあったからなんだよな~。

いや、あんな風に頭の中でぐるぐるするっていうのじゃないんだけど、私もな~、

友達だと思ってくれてる、好きでいてくれてると思った相手が本当は私の事が嫌いなのを知って、

嫌いだと言った途端態度が思いっきり変わって、、っていうのがあってねぇ過去に。

その事は本当にえっ…?って思ったし、ショック過ぎてしばらく思い出す度泣いて、

今後どうやって関わって行ったらいいか分からず…っていう経験があったからなぁ。

まあ自分の事はいいや。

 

カホコが頭抱えてるの見てそれだけで何か辛い事があったと知った麦野は、

「泣け」っていうアドバイスをあげてな。

本当に良いやつだ麦野~~~~。何だかんだで心配しておる!

カホコは甘やかされた故なかなかしっかりした思考力や話す力が欠けてるんだと思うけど、

一方で麦野は、カホコのそのなかなか表現できない気持ちを代わりに気づいてくれる、

代弁してくれるっていう。

きっと今後も麦野きっかけに、カホコはいろんな事を吸収して成長していくのかな。

 

いろんな意味で面白かったよ~!怒鳴りながら言いたいこと言いまくる次回予告はわろた。

 

 

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