女子的生活 3話 感想

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

「あなたをより深く知ることは あなたとの心地よい距離を生み出す」

 

みきが仕事で地元に帰るところ、偶然父と兄に会ってしまうお話。

 

生地の盗用が発覚してしまって、

それが本人にバレないうちに契約してこい!!と頼まれるみき。
しかも、その人の住んでいる町が地元だったってわけ。

 

地元で会ったのは、何だか自信なさげなデザイナー。
自分の作ったデザインに胸を張っていない様子を見て、

「恥ずかしい存在ですみません」「迷惑かけてすみません」という、

今までの境遇と似ていると感じたみき。
だけど、弱い人がそのまま弱い感情だとは限らず、

本心では生意気な心も持ってたりする。
怒りは込み上げてくるんだけども、

馬鹿にされることは今回だけではなく何度もあるわけで…
そうやって乗り越えてきて、人一倍強くたくましく生きてきたみきがいるんだな…って。
感情を人にぶつけずに我慢するって、本当に素敵だと思う。

 

そして、家族との事。
みきの女装を一番嫌っているのは兄で、

「こんな人が弟で恥ずかしい」と思っている様子。
父も母も実家に帰る事を促したりはせず、

みき自身も「私を意識の外に置く事で穏やかに生きている」と考えて過ごしてきた。

 

みきが実家に帰ると知った後藤が駆けつけてきてくれて(後藤…良いやつ!!)、

交通トラブルで暫く帰れなくなってどうしよう…って時に、偶然父に出会ってしまった。
兄にも出くわしてしまって、本気でぶつかる二人。
お兄さん、まるで深雪さんを見ているようだった…
「女装してるから男が好き」「チャラチャラ開き直ってる」

こんなのはただの偏見でしかないわけで。
自分の周りに何事もなく、平然と生きていきたいんだろうなぁと思っちゃった。

 

そこでお父さん、はっきり言ってやった!!
「幸せを願わん親なんておらん」「俺は俺の子供が不幸になって欲しいとは思わん」
お父さんにとってはどんなみきも一人の産んだ子であるわけで、

親としての想いをストレートにぶつけてくれて良かったよ…。
最後に「みき」と呼んでくれたのもとても感動したし、

うん、この再会は意味のあるものだったんじゃないだろうか…と。
今回がきっかけで少しずつ家族の関係が良好になっていくといいな。

 

終盤のカニを剥いてあげる後藤、男らしかったですね~!!
最初はとにかくダメダメなやつだったけど、なんだ…やるじゃん!って、

ちょっと嬉しくなってもうた。

 

 

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