※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、
PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ
「本当は分かっていた。過去をなかった事に出来ない。」
「なぜ、生き直せると思ったのだろう」
丸川の過去が、とうとうチームにバレてしまいました。
悪く思うメンバーもいる中、陣野が丸川を走って追いかけたり、
守ろうとしたりする様子には説得力がありまして…
前回でのエピソードを丁寧に描写したからこそ、ここのシーンが効いたんですよね。
そして、麦田が丸川を軽蔑する理由。
妹夫婦の甥がひき逃げで殺され、
犯人は刑務所を出てのうのうと生きてる…という過去があったから。
その事情を聞いたら、確かに受け入れたくない気持ちも分かる。
けど、丸川がやった事は決して「意図的」ではないし、
出所してからその人と同じように過ごしている訳ではないんですよね。
いつしか真実をチームに告白して、少しでも分かってくれる人が出てきて欲しいな…。
(私だったら、なぜそうなってしまったのかはハッキリ知りたい!)
このエピソードに合わせて、キャプテン・緒方(徳井優)についても描かれていました。
丸川の事でメンバー同士が揉め、
いつものチームでなくなってしまう…どうしよう…という苦悩と葛藤。
「チームのためやない。あんた自身のために、今どないしたい?」
とアドバイスをする時の
秋野暢子さんのサバッとしたオカンっぷりも最高でしたし、何より、
丸川の事で迷う→奥さんのアドバイス→
自身がヤンチャーズに入った時の喜びを、丸川の入りたての頃の気持ちと重ねて描写→
気づき→メンバーへの呼びかけ
という流れが自然に展開されていったのも良かったです。
サブタイトルの「シャドウ・キャプテン」も、
緒方が裏で地道に行動していくという意味合いで、上手く表現されていましたね。
「みんなにとってヤンチャーズはどんなチームだろう。
私にとってヤンチャーズは出会いのチーム。」
「私はメンバーとの出会いを手放したくない。
誰かを排除することでヤンチャーズらしさが損なわれるのは寂しい。」
麦田とも丸川とも一緒にラグビーがやりたい…という本心を伝えた緒方ですが、
麦田には中々その思いは届かず…。
どうやって解決していくのか、次回を待とうと思います。
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