ハラスメントゲーム 7話 感想

 

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「今日は被害者。明日は加害者。

このドラマはそんな理不尽な日々を生き抜く、すべての人の物語である。」

全く同じではありませんが、

前回では人事のリスハラ防止をサポートしていた秋津(唐沢寿明)が、

今回ではセクハラ扱いされ、逆にリストラの危機に遭う…そんなお話でした。

ある意味伏線だった訳です。

 

さて、その肝心の秋津さん。やっぱり録音はしてありました。

担当の弁護士になぜ提出しなかったのか…は、

たった1つの証拠で身の潔白を証明したくなかったからだそう。

「ハラスメントは、加害者も被害者も紙一重

相手を言い負かしたら自分が優勢に立つ。証拠次第で相手はリストラ対象者で終わる。

でも、1つのゲームに勝っても、会社そのものは何も変わらない。

秋津はそこに怒りを覚えていました。

 

夫婦のシーンが、秋津の動きに大きな変化をもたらす

重要な役割を担っていたのも良かったですね。

以前にも書きましたが、話の腰を折る傾向にある家庭面の挿入が

このドラマでは必要だと感じさせてくれるのは、本当に巧みな技だと思います。

視聴者の気持ちを代弁するかのような妻のアドバイスが気持ち良い。

 

更に気持ち良い事と言えば、秋津が上層部に

「これは会社ぐるみのパワハラではないですか!

マルオースーパーの経営陣は全員…クズ中のクズです!」

と思いっきり本音を言い放ったのもそうです。

ああ、頼もしい。主人公が益々魅力的に映ります…。

 

その調子で、是非是非会社全体を立て直して欲しいですね。

次回が最終回じゃなかったので、恐らく残り2話(全9話)かな?

とにかく、結末が楽しみです。

 

 

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