ハラスメントゲーム 5話 感想

 

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おお、そう来たか!なお話でした。

今までの「分かりやすく、かつ楽しい」教養コメディのスタイルから

かなり応用を効かせた印象です。

それでも、課長の心情変化、解決までの過程が丁寧に描かれていたので

今回も面白かった…。

 

アルハラからの大人の恋物語でしたが、

「上司が部下の事を好きになる」のをストレートに表現しているからこそ、

見やすいだけでなく、現代社会を踏まえて考えさせられる部分もあって。

「今のプロポーズにも、弁護士の立ち合いが要る世の中になるのかなぁ」

という秋津(唐沢寿明)の言葉が突き刺さる。

 

相手が気になる存在なのに、「男性」「上司」というだけで行動するのに慎重になって、

課長みたく不器用な誘い方をする人がどこかにいるかもしれない。

ピュアな気持ちはハラスメントに負ける。世知辛い世の中…ですね。

前回の「男の武器」「女の武器」もそうですが、さりげない皮肉を

不快にさせないようにコメディに落とし込ませる手法は、本当に巧みな技です。

描きたいことを描ききる脚本が気持ち良い。

 

不器用だけど一途で、何だか可愛らしく思えるキャラクターも、

八嶋智人さんにぴったりでしたね。

次回は、「ドラマBiz」の出演経験のある、杉本哲太さんと石井正則さんがゲストです。

そういう面でも楽しみ。

 

 

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