トドメの接吻 10話 感想と総括

 

f:id:rincoro_ht:20181202175233p:plain

 

※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

おお、そう来たか…って感じで、物語自体は決着がついたので良かったです。

 

ずっと明かされなかった春海の正体。
それは、サイコと同じ「キスをしたら過去に戻る」能力を持つ人だったんですね。
以前にキスしてたのは、同じ能力同士の場合だと

反発しあって能力が出なかった…という事で。


ただ、春海の場合は3ヶ月前に戻る。
サイコを死なせたくないという想いで過去に戻ろうと考える旺太郎だけども、

本当にそれで良いのか?と春海はいう。
同じ事を繰り返して幸せなのか。
過去に戻ったとしても、この世界は続いていくんだぞ…と。

 

それを聞いて、どうするべきか迷った挙句…
3ヶ月前に戻る!と決意した旺太郎。
サイコとも会わずに、自分の力で幸せを手に入れる事に決めたみたい。
…みんなにアドバイスをしてるのには笑ってもうたけどね。

 

まあ、以前批判されてた某ドラマのような結末にはならず、

連続ドラマとしてスッキリとした締めだったと思います。
ただーーーー!!!
huluで放送される1年後の話は本編で見たかった!
あの予告の部分…旺太郎が探偵事務所を開いて、

サイコが訪れて依頼をするっていう場面まで(汗)

 

 

総括 

 

全然期待していなかった分、面白く見られたかも?

 

タイムリープの話なんだけど、裏を返せば、

旺太郎が成長する物語&本当の愛を見つける物語だったんだね。
なんせホストという職で、たくさんの女性をもてなす仕事をしてたから…
そういう意味では、ホストという設定は良かったんじゃないかなって。
「真実の愛を見つけた」部分に説得力が感じられるし。

 

ただ、若干残念なところもありまして。
船の事件、兄妹の事、尊氏の仲間、旺太郎とサイコ、家族の事、春海の正体…
今考えれば、結構設定が盛りだくさんでしたね。
それだからこそ、フルに活かしきれていない部分もあったんだよなぁ。
船の事件の事に関しては、途中から絡めて、

「おお~、恋のライバルではない違った戦いが見られるんだ!」という

楽しさはあったけど。


春海の正体については、ちょいちょいと小出しにせずに、

最後に一気に明かしてきた感じだもの。
中盤の時点で知っていれば、また話が変わってきたんじゃないかと思う。
前にも書いたけど、旺太郎とサイコが12年前に同じ場所にいた事とか、父の事とか、

サイコを助ける時とか、盛り上げ方が惜しいと感じる部分はあった。

 

でも、好きでするはずのキスを「手段」として利用して、

這い上がるっていう内容は斬新だったよ。
だんだん旺太郎の事が好きになっていくサイコも、

とても乙女ちっくで可愛らしかったし。

 

 

↓前回の感想はこちら↓  

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓今までの感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com