ドクターX 〜外科医・大門未知子〜(2019) 2話 感想|最初から最後までドミノ推し!

 

f:id:rincoro_ht:20191017234223p:plain

 

ニコラス(市村正親)さん。

東帝大学病院を立て直すためにAIと部下を引き連れてやって来ましたけど…

その2つの要素をコストカットすべきなんじゃないかと思ってしまう(笑)

 

前回もそうでしたが、医者側からしたら指令を聞いてから手術しなければならないから

リズムもズレるし、マニュアルが組み込まれてるから臨機応変に対応出来ないし、

データの容量も豊富じゃなさそうだし。

(潮(ユースケ・サンタマリア)は単純に、頑張れ…という話だし。)

周囲は大門(米倉涼子)の腕の凄さを分かっているはずであろうに、

どうして最初から彼女に頼まないんだろ〜ともツッコミたくなるんですが、

まぁ、本作は「ヒロインは遅れてやって来る」みたいな時代劇的感覚で

一種の娯楽だと思って見た方が良いのかも。

 

しかし、そんな先の展開が読みやすい作りだとしても、

「話を」「いたしません」とキッパリ断ったり、

「お金持ちを助けられて良かったね」と言い残して去ったりする大門の姿には

何だかシビれました。(ニコラスの悔しむ表情を映したのもスカッとポイント。)

忖度しない。群れを好まない。僅かな台詞でも彼女の生き様が伝わる、

ブレないキャラクター描写が素晴らしい。

 

子供に傲慢に接していたら自業自得で、

何かあった時でも必ず親を助けてくれるとは限らないよ?という

皮肉めいた内容をメインにしながら、

鍵となるパートにもコメディパートにもドミノを器用に取り入れる…といったお話。

 

全体的に楽しかったです。

前回よりも大門が魅力的に映った回でした。主題歌もハマってると思います!

 

 

↓次回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com