それぞれの断崖 6話 感想|間に合わなかった志方家。

 

f:id:rincoro_ht:20190805132921p:plain

 

「全てを、受け止めてみる」

「これからの道を、少しずつ見つけてくれないか?

満(清水大登)くんも、一緒にだ。」

………………はい?何言ってんの?

何で3人で暮らす前提で話が進んでる?頭が追いつかない。

 

事件から時間が経ったとしてもよ?

いじめの例とは比べ物にならないほど「加害者家族」よりも「被害者家族」の方が

ずっと根に持っているし、悔しんでいるし、

許せない気持ちを抱えながら生き続けてるものだと思うんですよ。

それを、たった1年でなぜ許す事が出来るのか?

恭介(渡邉蒼)に申し訳ないとはならないのか?

娘に「自分の信じた道を進めば良いさ」と言っていましたが、

離婚して独身に戻ったからって、自分が良いと思えばそれで良い?

そんな訳ないでしょう。

ま、満が出所すると知って、帰ってくるんだ…と受け入れられない様子でしたが…

その反応が正しいですよ。被害者家族側ならね。

 

ますます共感出来ないし、回を重ねるごとにあり得ない方向に行ってる本作ですが…

離婚を決意したのもはつみ(田中美里)に近づいたのも全て恭一郎(遠藤憲一)の計算で、

家族というリスクを失った今、息子の敵討ちをするチャンスだー!!っていう

復讐劇路線に進むんなら、今までの流れもまだ受け入れられますけども?(笑)

 

 

↓前回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com