コンフィデンスマンJP 7話 感想

 

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※これは当ブログ「りんころのひとりごと。」を立ち上げる前に、

PCのメモソフトで作成していた記事に手を加えた物です。(念のためご報告…←テンプレ

 

今回、今までの中で一番良かった気がする。
ハチャメチャな楽しさは相変わらずあるんだけど、
ほっこりもするし、お父さんに感情移入も出来るし、
何だか不思議な世界観に包まれた回だった。
親が年取って孤独死…なんていうのはよくあるわけで。
そんな社会的要素も取り入れ、今だからこそ出来るお話だったんじゃないかと思います。

 

「家族なんて幻想なの。家族だから分かり合えるなんておとぎ話」
ダー子のこの言葉が一番印象的だった。
孤独死はしたくないと思って、わざと騙されたフリをしていたお父さん。
現在様々な形態に広がりつつある「家族の形」で、

血が繋がっている家系が全てとは限らないし、
偽物でも楽しく過ごせたら、それはもう家族なんだよね。
死ぬ前に誰かと話したい、一緒にいたい…っていう気持ち、とても伝わりました。

 

ダー子&ボクちゃんとお金の奪い合い対決をしていた二人も実は偽物で、
家族のいない者同士が本物の家族を作り上げるというのも、
いい意味での違和感と安心感が同居しているように感じられて面白かった。

 

日常的なダー子たちとの食卓や(これは死後の話だけど)みんなで見に行く花火大会。
めちゃくちゃ貴重なものではないかもしれないけど、
「家族で」過ごす一つ一つが親(お父さん)にとっては宝物なんだよね。
最後に残した家族写真も偽物の人と映った写真…っていうのも、
なんだかじわっと温かくなれるようなオチでした。

 

うむ、私好みのハートフルなお話だったなぁ。
古沢さん、この家族でもっと脚本が書きたかったそうで、
これだけじゃもったいないー!もっと書いて欲しい!!って思っちゃいました。

 

ところで、以前の医者の回の時もそうだったけど、
リチャードさん、裏で回ってる感じしません?
実は二人を最後に騙す…とかないよなぁ。

 

 

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