本当、主人公・あかり(内田理央)が何をしでかすのか読めない感じが面白い!
回を増すごとに物語に惹き付けられてしまいます。
今回は、辞めたくても辞められない中毒性と、
一度広まったものは自分で簡単に消せないという恐ろしさをメインとしたお話でした。
その2つの特性を持つのがSNS。
多分、有名人になるにはSNSを使うのが一番手っ取り早いって事ですよね。
ステージに立って大観衆にキャーキャー言われるまでには行かなくても、
いいねがいっぱい欲しい、もっと幸せな気分に浸りたいから発信し続ける。
こんな人は沢山いると思います。あかりもその一人になりました。
桃(小川紗良)の呟き投稿がきっかけで、お店の為にも自分の為にも有名人気取りは
終わりにしようと決意するあかりが起こした行動は、ライブ配信。
自分の思いを伝える為…と最初は考えていたものの、いざ発信すると
視聴数とコメント数の多さに胸が弾んで、ついつい本来の目的から逸れてしまうように。
皆戸(白洲迅)という"一般人"よりも、自分に多くのラブコールをくれる"ファン"を選んだ。
チヤホヤされるのを終わらせたくはなかった。そんな所でしょう。
そんな "浮かれた" 彼女がもたらした悲劇は、
なまはげチョップの投稿者を拡散してしまった事。
自分は有名人だからどんな顔でも受け入れてくれるはず。
だから、たとえ別人として紹介したとしても、なまはげだって報われるはず…
このふとした思い付きが、彼女の口を滑らせてしまったのかもしれません。
無意識になまはげを紹介した事に驚きを隠せないでいるあかりでしたが、
一度ネットに晒してしまったものはもう取り消せはしません。
ここで前回の種崎(森下能幸)の「一度ネットに上がった動画は消えない」
という言葉がフラッシュバックして来ます。ああ、やっぱりSNSは怖い部分もある。
あかりと一緒にその感覚を生で味わった気分でした。
自分の行為に後悔するあかりと、原作実写化ドラマに関する謝罪文に対しての
批判コメントの中で、たった一つの応援コメントを見つける父。
「私はあなた達の味方です。共に戦います。」
主題歌の「きみがいいねくれたら」が今までの中で一番リンクしていた瞬間でした。
二人を支えてくれているみたいで、ちょっとジワッと温かい気持ちになりましたね。
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