向かいのバズる家族 1話 感想|唐突ななまはげ。チヤホヤされ始める主人公。

 

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一応初回は視聴してみようかな〜の気持ちで見始めましたが、中々面白かったです。

 

SNSをメインとしたドラマって最近増えてる傾向にあるんですけど、

本作はあくまでもそれをベースにし、

今を生きてる人間の心理を生々しく描いていく感じ。

だから「こういう事あるよね〜!」って何回でも頷きたくなる。

 

ロコモコが言えない男性よりも、その客に適切な接客を行わなかった二人の店員の方が

どう見ても悪いのに、切り取られ方次第では意見が大きく左右されてしまう。

で、「店長可哀想」「店長良い人じゃん」の流れに。

結果的にはそれが原因で、「店長が可愛い」がきっかけでチヤホヤされ始めた

店長・あかり(内田理央)は、多数のお客に良い顔する事で精一杯。

怒鳴られる程の勤務態度だった店員は、自分の何が悪かったのか分からないまま…。

 

逆にその場にいた人はいた人で、動画を撮って面白がる人や、

男性を庇わずただ傍観者でいる人たちばかり。基本他人事。

SNS社会って怖い」をまるで実体験のように伝えた、

掴みはバッチリな流れだったと思います。

 

でも、それだけならただイライラする印象で終わってしまいがちなんですが、

主人公が変装する「なまはげ」が見事に緩和してくれます。

なんでなまはげ!?(笑)という、いかにもドラマくさい要素が逆に良い。

  

仲良しでも不仲でもない、相手の趣味にも踏み込まない。でも4人全員で暮らしてる家族。

世相もよく反映されています。

その家族がこれからどうやって変化して行くのか。

そして、表向きでは笑顔を作り、裏ではストレス解消にと「なまはげチョップ」をしまくる

あかりは、バズった日常をどう過ごして行くのか。

続きが気になる所が山積みです。

 

そんな感じで、架空と現実が混ざり合った興味深い初回でした。

この枠で「継続視聴決定!」だと思えたのは久しぶりかも。終盤でヒヨらないと良いな。

 

 

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