簡単感想で。
シッポと飼い主のエピソードに関しては、前回よりも格段に見応えがありました。
20分過ぎからようやく本筋が動き出した感は否めないけど、
それを忘れるくらいには、癒しと感動のバランスが上手く整えられていたかも。
このドラマの魅力は、主人公の温かさ、穏やかな劇伴、
景色を活かした映像、シッポの名演技と、
全ての分野の良さがあって引き出されていると思うんです。
コオ先生が手をぎゅっと握っているシーンには、ちょっと泣いてしまいました。
「一度見たシッポは忘れない」という信頼度の高い設定も効いてます。
で、一つだけ。凄〜く言いたかったこと。
死が近づいたジュリと飼い主の香子(喜多乃愛)が会話をする時に
劇伴を消した演出が、「二人だけの貴重な時間」を表現しているように見えて
とても印象的でした。
この二人だけでなく、コオ先生と母の「あなたがいたから寂しくなかった」
というエピソードも重ね合わせて、
「長年築いた信頼関係」にリンクした作りも良かったです。
虹の橋は多分、大切な人にも照らし合わせる事が出来るお話。
外に出たら虹がかかっていて、寂しくないよという寄り添いが感じられる
ほんのちょっとの希望もありつつ、
女性同士のお弁当対決でコミカルに締める。
純粋にほっこりして、泣けてしまう回でした。次回も楽しみです。
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