ハケン占い師アタル 1話 感想|占い師というよりカウンセラーじゃ?

 

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うーん…思ってたのとちょっと違う感じでした。

丸サングラス&帽子の格好からして、「家売るオンナ」のサンチーのような

奇抜でポーカーフェイスな主人公なんだろうと考えてましたし、

小気味良いテンポで社員たちをぶった切って社内を整えていく…っていう

痛快感溢れるドラマになるんだとも考えてたんです。

(ここは若干は合ってましたし、訳あり社員と次々対峙して

最終的に良い環境にしてから立ち去る結末だとは思いますが。)

 

でも、蓋を開けてみたら…

50分くらいまで「独自性」が全く見えてこないっ!!!

ターゲットとなる神田(志田未来)の働きぶり、不器用っぷりを描き過ぎていて、

終盤まではただの「お仕事奮闘ドラマ」になってしまっていた事が残念でした。

 

主人公の中(杉咲花)の出番が全くなかった訳ではないですし、

むしろ、情報収集の為か分からないけど写真を撮りまくったり、

(急に笑顔になるなどの)不気味な表情になったりと、

それなりに行動は見せてきたものの…

本当に "それなりに" 止まりだったんですよね。主人公があまり立ってないように思いました。

タイトルや番宣で「占い師が社員を変えていく」話なのは分かりきっているのですから、

写真撮影以外にも裏で罠を仕込んでいるとか、神田の様子を動画で収めているだとか、

「この人、なんか怪しいぞ」と思わせる描写を増やした方が

もっと面白くなったのかもしれません。せっかく予知能力があるんだし…。

 

で、肝心の見せ所となる占いのシーンも、

なんて告げるんだろうとようやくワクワクしていたら…

「自分を愛そうよ」

「自分に対する愛が足りないんだよ」

…ふぁっ!?

 

そんな、カウンセラーみたいな助言でええんですか…

これだと薄っぺらい自己啓発ドラマで終わっちゃいますよ…(滝汗)

目の形を思わせるスクリーン?から幼少期の神田の映像を見るシーンだけは

奇妙な世界観が出てて良かったのですが。

具体的に占ってよ!とツッコミたくなるくらいでした^^;

 

まぁ、そんなこんなで、Wの意味で

「思ってたんと違う」ドラマになってしまいまして…

これは様子見ですかね。占いまでの話もベタ過ぎるし。

 

それにしても、イベント会社だからこそ言いたいんですが〜、

機密情報や会議の様子を、何でもかんでもスマホで撮る社員を

誰も止めないわけですか…!止める描写が一切なかったけど良いのか…!?

 

 

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