あなたには渡さない 総括

 

f:id:rincoro_ht:20181111191128p:plain

 

意味が分からなかった。

としか言いようのないドラマでした(笑)

「あらため女」だとか「目で抱いた」だとかの迷言が

最初から最後まで出っぱなしというのも、ある意味凄い。

本作が原作通りだっていうのも…凄い。凄過ぎる。あれで笑わない方が無理。

 

今年に入ってから「明日の君が〜」「将軍刑事」「黄昏流星群」など

数多くのトンチキドラマが生み出されはしましたが、

なんか、それらとは別次元なんですよね。

登場人物の言動も物語の急展開さも、全くもって理解出来なかったんです。

台詞の量も多いから余計トンチンカンになる(笑)

 

最終回も謎だらけでしたよ。

旬平(萩原聖人)はどの面下げてやって来たんだって感じですし、

それで「本気でぶつかってくれたから」って許しちゃう通子(木村佳乃)も通子ですし…

何も考えずに行動しちゃうドジっ子っぷりは、もう通常運転状態ですし。

 

で、3つツッコミたい事があるんですけど…

マスコミは夜しか来ないから、昼営業をやればお客は普通に来てくれるの?

いつから先祖に打ち勝つ話になってたの??

そして、あの打ち切りみたいな終わらせ方は

なんなのーーーー!!!?

笠井(田中哲司)の飛び降り自殺しそうなシーンと

多衣(水野美紀)に赤ちゃんが生まれるシーンを重ねて

生と死の対比にしてみました♪…な、あの結末。

笠井の方は結構ピンチなのに「私、また浮気するかもよ?」って通子が旬平に告げて、

「彼女を止められる者は誰もいない」の男気ムンムンのナレーションで締めるとは…

もう、どうぞお好きにやって!って気分でしたよ^^;

 

まぁ、まとめるとするならば…

本作は一応期待度を★4つにしていたのですが、

最後まで見てきて、思ってたのと違ったなって。

別に面白くなくはないんですけど、単純に、通子vs多衣の略奪バトルを

楽しみにしてたんですよねー。

なのに、笠井の浮気や旬平の子供の件と要素が増えていったり、

なんちゃってお仕事ドラマみたいになってたり、

肝心の通子と多衣が何か知らないうちに仲良くなってたり…と、

ちょっと「あれれ?」な部分が多かったんですよ。

結果的に、新たなトンチキドラマとして楽しめた所もあるから

良いっちゃ良いんですけど。

 

来期は木村佳乃さんが「後妻業」に出演されるので、

今度こそクレイジーな女性っぷりが拝見出来ると良いな〜と思いながら

楽しみに待ってます。

 

 

↓初回の感想はこちら↓

rincoro-ht.hatenablog.com