10の秘密 1話 感想|THREE DAYSも、緊迫感はゼロ。

 

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1話ごとに1つの秘密が明らかになる…という単純なドラマではなかった(笑)

1個聞いたら10個返すみたいに、一気に多くの謎をばら撒いていく作りなのですね。

 

放送開始から15分までに、圭太(向井理)の娘・瞳(山田杏奈)が誘拐され、

由貴子(仲間由紀恵)の秘密を知るという展開を持ってくるのは

スピード感があって良かったのですが、

話が進むごとに何故だか飽きが来てしまったようにも思いました。

何か回収される訳でも、終盤で点と点が繋がる訳でもなく、

ただただずっと「誰かの秘密」が明かされる流れが続いたので、

そこにマンネリを覚えたのかもしれません。

 

初回の内容は、瞳を助けたければ3日間で由貴子を探せというもの。

追われる側じゃなくて追う側ですが、どことなく「TWO WEEKS」に似ています。

しかし、時間制限も短くなって、誘拐されているというのに…

圭太の焦りが伝わって来ないから緊迫感も薄いんですよね。

TWO…の方は三浦春馬さんの危うい表情で何とか魅了されましたが…

うーん、声のトーンが全体的に冷静に聞こえて、抑揚がないからなのでしょうか。

まぁ、LINEで既読付くのを待つよりまず電話でしょ!とか、

早く捜索願出して!とか、主人公の描かれ方に関するツッコミもあったんですけども。

そして、この手のジャンルの警察は相変わらず抜けている所も。

 

風呂敷が畳めるのかどうかが心配になってくる初回ではありましたが、

どちらも大ボスのイメージのある渡部篤郎さんと佐野史郎さんの共演の物珍しさで

今後も見るつもりではいます。

…ところで、菜七子(仲里依紗)も怪しくない?

 

 

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