妖怪シェアハウス 8話(最終怪) 感想|清々しさしか残らない神回!

 

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いや、泣いた。愉快なコメディなのに凄くジーンと来た…。

今期のドラマの最終回満足度ランキングで堂々の1位ですわ!これは。

まだ終わっていない作品もあるけど、もう揺るぐ事はないでしょう。

本作が、1位です(きっぱり)

 

原島大東俊介)か水岡(味方良介)のどちらかと結ばれてちゃんちゃん♪

では終わらないだろうとは思っていました。

でもそうなると結末が見え過ぎていて、個人的には澪(小芝風花)の痛快なお仕置きっぷりが

印象的だった3話までがやはり面白かったなぁ…という内容にもなりかねない。

しかし、それらを軽々と吹っ飛ばしてみせた最終回!

「やりたい事を見つけたから…」と新しい目標に逃げるでもなく、

2つのシミュレーションをして「やっぱり私には結婚生活向いてないから…」と

自分を否定するでもなく、

あそこまで「妖怪になって何が悪い!」と、世間体という名のしがらみを

ぶった斬る着地点になっていたのが良いですよね。

しかも、結婚も、仕事第一の生活も、妖怪化も、どの道を選んでも

自分が充実していると感じるならそれで良い…というメッセージ性も内包されている。

振り切るならとことん振り切れ!そんな"スカッとドラマ"の模範例を提示したかのよう。

 

今の澪に最も必要なのは自己肯定感だった訳で、

一番見たかった姿が最終回で見られたのも、

"主人公の成長物語"をブレずに書き上げた作りにも満足。

「私、妖怪になります。」その時の顔つきは、妖怪達と楽しそうに踊っている時や

数々のクズ男を成敗している時よりも光り輝いていたなぁ…。

もう、美しい。だからこそ、別れは寂しい…。

 

空気を読み過ぎるあまりに自分を押し殺して、誰かに甘えるのが下手な

そんなどこにでも必ず存在する一人の女性を、

最後まで嫌味なく、かつ辛気臭くなり過ぎずに消化してみせた小芝風花さん。

やっぱりポテンシャルのある女優さんでした。

「怖い役をやらせたら安心」みたいな印象を付けられていた松本まりかさんに

新たに「チャーミングなみんなのママ」というイメージも持たせるのも成功していたと思いますし、

大倉孝二さんをオチ要員に持ってきたキャスティングも抜群。

妖怪らしいおどろおどろしい雰囲気を作り上げるのに一役買っている座敷童子池谷のぶえ)。

ツンツンツンデレな優男っぷりが堪らなかった酒呑童子(毎熊克哉)。

どのキャラクターも粒揃いな上に、走馬灯のように回想を見せられたら

もう泣くしかないでしょう。

 

妖怪との生活を通して"答え"を出した…という終わり方だと

続編は難しくなって来るのかもしれませんけど、

SPでも良いので、後日談的なお話が見たいですね。

またこの面々にお会いしたい。

テレビ朝日さん、よろしくお願いします!!

 

 

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妖怪シェアハウス 7話 感想|似てる!って言わせる為のキャスティングもアリw

 

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そう…役者の顔を中々覚えられない人なんで、

実は私、池谷のぶえさんの事を最初は「峯村リエさんかな〜」と思いながら

見ていたんですよね。(自信がないので、あくまでも「かな〜」(笑))

だから、今回のゲストにはびっくりしちゃった。そう来たか!!と。

大阪のおばちゃんに合わせて白塗りのコテコテなメイクだし、

座敷童子池谷のぶえ)も本性を現すとそんな感じだし…

多分、役がいきなり交代になっても気づけなかったかもしれませんw

 

大阪の街並みをバックに2人が熱唱するシーンをガッツリ映すのなんて、

視聴者に「似てる!」って言わせる気満々だったんでしょうけど、

たまにはキャスティングにそんな遊び心がある回も良いな♪とも思っちゃいました。

ふくよかな肉付き&微笑むと目が三日月っぽくなるのが池谷さんで、

顔がシュッとされてるのが峯村さん…見分け方はこれで覚えていこう_φ(・_・

(後でGoogleで画像検索しました(笑))

 

内容の方は…ああ〜ちょっと想像していたのと違う方向に行っちゃったなぁという感じ。

ここ最近、原島大東駿介)をイケメンに見せる演出と、

彼にメロメロになってしまう澪(小芝風花)のくだりが続いたため、

妖怪達との絡みは楽しいけどう〜ん…という違和感を抱えていたんですよね。

個人的に、本筋に恋愛要素が絡んでくると、今までと雰囲気が変わって

「どうやって結ばれるか・誰と三角関係になるか」を重点的に描く事にシフトしていく

印象があるから、あんまり好みではないんです。

まぁ、いきなりモテ期が到来する展開は最終回前らしいと言えばらしいんですけど。

それにしても、妖怪化を防ぐためには人間と結婚しろって…凄い少女漫画設定。

 

流れにのっとって、原島と水岡(味方良介)のどちらと結ばれるのが良いか考えるとしたら、

水岡の方が澪にとって、色々とメリットがあるんじゃないでしょうか。

神主で妖怪達を住まわせているから、家庭を持ってもいつでも会えるでしょうし、

妖怪化しつつある事を秘密にする必要もない。

それに、何かあったら今回みたいに悪霊退散して、体を張って守ってくれそう。

一方で、原島も優しい性格で素敵だなぁとも思っていたんですけど、

「彼女の意見を尊重する」と言っている辺り、まだまだ吹っ切れていない感じがするんですよね。

 

まぁ、私が水岡の方を押したい一番の理由としては…

率直な想いが澪には微妙〜に届いていないっていう、ちょっとマヌケな姿を

応援したくなる気持ちに駆られる所にあるんですけども。

告白してもガン無視されたり、勘違いされて終わったりする空回りな感じが一々面白くて。

今になって魅力的なキャラクターになって来ましたぞ。

 

 

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未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2 7話(最終回) 感想|SPの方が合っているのかも。

 

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前回と今回だけで捉えたら、紳士的な対応をする矢代(波瑠)と

それに元気付けられる鳴海(鈴木京香)の

所謂"王子様とお姫様"的な書き分けがされていてバディが魅力的に映るし、

泣かせに行きがちな逮捕のシーンも「どうか謝らせてくれ」という刑事側の誠意で

復讐を止めさせた捻りが効いていたのが面白かったです。

犯人側の背景も丁寧に描けているし、「文字の神様が降りてきた!」を二度言わせる形で

視聴者の心を掴む工夫も出来ているとも思います。

 

ただ、本作に最後までむず痒さを覚えたのは、

「文書捜査」のアピールが控えめ過ぎた事だけ。

本当に、それだけ。

刑事ドラマとしては普通に見ていられるんだけど、

でも見たいのは木8でやっているような内容じゃない…

ツンデレな2人は可愛げがあって好きなのに…

これらは前シーズンでも感じていましたが、続編になっても結局、

その気持ちは拭えないままだったなぁという印象が残ってしまいました。

あと、やっぱり登場人物も多いんですよね。

6係がチーム一丸となって原因究明していく姿を、もっと見たかったです。

 

去年放送されたSPの時は、文書要素も活かせていて、

脇役にもそれぞれスポットが当たった作りになっていたので、

前回と今回の話も少し手を加えて2時間構成で放送していれば

より満足出来ていたのかもしれません。

主題歌が変わっても本作の世界観なら上手く消化出来る事も証明されましたし、

物語に深みを増して行けば増して行くほど

主題歌が流れた時の切ない余韻もガッツリ残せる所は"強み"であるとも思っています。

だから…連ドラじゃない方が合っているんでしょうね。

 

 

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