2020年春ドラマ
前回に引き続き、別の視点で「誰かの心に自分がいて欲しい」を描いたお話でした。 瀬戸(松尾諭)は、優しくて、気遣いが出来て、どんな物事にもマメで…という 周りから見たら完璧な性格の持ち主ではありますが、 それを裏返せば、残念ながら「何の面白味も…
まさか、ラストに泣かされるとは思いもしなかったわ〜…。 以前ハワイに飛んでしまったあの方法が鍵となっている事から、 ただ源氏物語の世界に帰って終わりという訳ではなさそうだし、 タイムスリップが失敗してまた現代に戻ってきちゃった!なんてオチも あ…
今回は、ラーメンを一口食べた時の目に焦点を当てたカットが 時折挟み込まれているな〜と思ったら… なるほど、芹沢(鈴木京香)の言う「落とし穴」のアドバイスで納得。 お客様の"目線"になったコンサルとは何か?がテーマだったのですね。 倫子(松井玲奈)…
特別編と言えども、ちゃんと作られていて驚いたわ…。 良くも悪くもhuluでオリジナルストーリーを多く生み出している経験値が 活かされていたかのようでした。 今回は明智(中村倫也)が美食家になったきっかけと、 2話ゲストの茜(志田未来)が犯行に及んだ…
大槻さん(西岡徳馬)は勿論だけど、不覚にも神林(葉山奨之)の気持ちにも共感…。 アンチになるきっかけは嫉妬から…という、まさしく典型的な流れですよね。 私は彼のように攻撃的じゃないし、粘着質な訳でもないけど、 「なんであんな奴がチヤホヤされてる…
ゆとり(黒島結菜)の誘拐シーンをチラ見せしたアバンといい、 橋爪(高畑淳子)のガンガンかましてくる達者で愉快な口振りといい、 終盤の3人での経営を約束したときのスポットライト表現といい… 演出面でかなり遊び心を施していた印象。 役者のやり取りも…
最後の画…素晴らしかったですね。 今回の事件の犯人が安定のあの方で、 いや、なんであんなにいた警察が周りにいないんだと軽くツッコンでいたのも吹っ飛ぶほどで、 それよりもラストを見てくれ!という作り手と演者の"圧"を感じさせられるようなお話でした…
キャラクターの突飛さを重視した話が続いた反動か、今回はかなり大人し目。 晴郎(本多力)がビンタされるのを待っていたんだけど(笑) それもなしで、ちょっと物足りず。 しかし、店を探しているだけなのにきちんと笑い所を押さえてくる 佐藤二朗さんと水…
同級生に大阪出身の子はいたけど…「冷コ」なんて言葉耳にした事なかったよ(笑) そして、あんなにコッテコテの関西弁を初めて聞いたよ(爆) ただでさえカオスな世界観なのに、親同士の下品極まりない←これでも褒めてる どんちゃん騒ぎが繰り広げられるもん…
いや〜、毎回見ていて清々しい気持ちになれますねぇ。 特定の登場人物の成長物語をベースにビジネスを絡ませる作りには最早安定感がありますが、 ゆとり(黒島結菜)・須田(前野朋哉)・相川(堀井新太)の3人のキャラクターの描写も、 芹沢(鈴木京香)の…
前回のおどろおどろしい世界観とは打って変わって、 今回は子供向けの教材ビデオ(あとはACのCMとか?)になりそうな現実に沿ったお話。 全10話で5話が中間地点なら、前回の内容の方が折り返しには相応しかった気がしますが、 こんなエピソードも見せてくれ…
今までの回と比べて、今回は演出に劇的な変化が感じられたなぁ…と思って調べてみたら、 1,2話と同じ演出家さんだったそうで、ちょっと意外でした。 人体臓器コレクションも、結末の良い意味でのグッタリする余韻の深さも、 薄暗い部屋でピアノとバイオリンの…
放送から大分時間が経っているので、こちらも簡単感想で^^; 3発目「桜らむドリーミン」 期待していた花丸木(染谷将太)回。 いやいやいやいや、ちょっと引っかかっただけで服が脱げるかーい! スパゲッティと間違えて自分の着てるニットを食べてる事なんて…
このドラマには、毎回 "学び" があっていいですねぇ。 1話の時から「インパクト重視だけでは長続きしない」とは語られてきましたが、 今回は新人であるゆとり(黒島結菜)の目線になって、それを具現化してみせたお話でした。 コンサルティング(メニュー開…
令和の?時事ネタを盛り込んできた初回でしたが… 世の中がコロナでてんやわんやしているので、 ラグビーで盛り上がってた頃とか、あおり運転とか「違うだろー!」とか 今となっては遠い昔のように思いながら見てしまいましたな(笑) あ、でも、あおり運転の…
確かに、コンビニに置いてあった漫画の表紙が やけに二次創作物っぽいな〜とは思っていたけど… まさか貴族同士のあんなシーンが盛り込まれるなんてねぇ。 ゆるく笑えるTHE癒しドラマとして見ていたんで、びっくりたまげました(笑) 結構仲の良い関係だった…
ゆとり(黒島結菜)の新人ならではのエネルギッシュなキャラクター、 そして、お仕事ドラマでは定番の 個人にスポットを当てた成長物語の 2つの要素が前面に押し出されて、前回よりもキャッチーな作りになった印象を受けました。 しかし、ライト層にも楽しめ…
冒頭で「3年A組」を思わせる演出があった分、 今回の殺害動機は序盤の段階で、かなり分かりやすかったですね。 匿名である事を利用して面白半分で悪意ある書き込みをしたら、 それは誰かにとっては刃物に変わってしまうかもしれないよ…という社会風刺が混じ…
いくら一人ぼっちでの誕生日が寂しいとは言え、 深夜の時間帯に女子大生だけが住む部屋に 見知らぬ男性を呼べるなんて 凄い度胸ある子だなぁ…と、最初は「ちょっと変わった子」として見てました。 しかし、香奈(福原遥)が友達とのお出かけをスタンプラリー…
原作は未読。 どこかで見かけた「ラーメンハゲ」が強烈で、その設定を女性に変えたが故に、 汐見(黒島結菜)が主人公に映るほど 芹沢(鈴木京香)の存在感が薄くなってしまったのかな…?という不安を 開始30分くらいまでは感じていたものの。 最終的には、…
おじいちゃんが愛情込めて育てたリンゴで、母に作り方を教えて貰ったジャムで 何故人を殺したのか問い詰める苺(小芝風花)に対して、 「都会で呑気にリンゴを食べている人が、この田舎で作ってる人の気持ちなんて分かるはずがねえ」 と答える茜(志田未来)…
裏の感想を書いていた都合で、本作のはまだ書いた事なかったのですが、 1話から面白く見ています。 今期始まった数少ないドラマの中では、一番何も考えずに見られて癒されますし、 「今の時期にちょうど良いドラマだなぁ」と強く思わせてくれます。 平安時代…
クセ強めな演出は相変わらずですが、前回より見やすく、楽しめました。 個人的には「もっとここが見たいな」と思っていた 大沢木家&浦安市民でのやり取りの面白さに特化していたのと、 前半では晴郎(本多力)、後半では桜(岸井ゆきの)をアクセントに 順…
2話にして、森山(増田貴久)の核心に触れたエピソードが盛り込まれるとは意外。 人ごみの中立ち止まるサラリーマン時代の森山…のシーンのように 回想を徐々に小出しにして見せていくのだとばかり想像してました。 今回は「会社に行くのが怖い」人のお話。 …
良いですね。 レンタルを依頼する側の背景、動機は勿論ですが、 「レンタルなんもしない人」という異色な職業をやる森山(増田貴久)の事も 知りたくなってしまう不思議な魅力があります。 「僕は縁の下の力を持たないタイプです」「石の上には座りません。…
大輔(中島裕翔)に弁護士バッジを投げた 甲斐(織田裕二)のスタイリッシュなシーンで終わった前作。 時が経っているであろう今作で、無事にボストンで弁護士資格を取れたのかどうかも 曖昧なまま物語が始まる所は、相変わらず不親切だな…まぁ取れたんでし…
普通に、純粋に面白かったです。 …と同時に、個人的には苦手だった、某作品の大ヒットを受けて 視聴者を煽ろうとする気満々だった考察路線から外れて、 日テレの特徴である「ゆるさ」「若者受け(若者も楽しめる…という意味)」を活かした 作品になっていて…
前作の最終回で流れた予告映像を見ちゃったからかなぁ…想像していたのと違いましたね。 隕石が地球にやって来るというトンデモ設定だから、 てっきりそれに寄せたツッコミ甲斐のある ジェットコースターのようなテンポの良い作風になるのかと思いきや、 いざ…
喫煙所の感染リスクだとか、室内原則禁煙だとかで騒がれている中、 原作ではお馴染みらしいカートンを丸ごと吸うシーンや 煙を人の顔に思い切り吹きかけるシーンを遠慮なく映した所は、 自由の効いたテレビ東京、かつドラマ制作枠の中では最も遊んでいる印象…
これはまず、松重豊さんをキャスティングした企画の勝利でしょうねぇ。 似合ってるな〜可愛いな〜なんて言ってたら、あっという間に2分半経ってしまいました(笑) (いや、事前にその放送時間なのは知っていたけれども。それにしても一瞬w) 内容としては、…